路上での禁煙を推進し喫煙者に戻るのを防止するには

タバコがもたらす健康被害が次々に明らかになるにつれて、欧米などを中心とする先進諸国ではどんどん禁煙へ向けての動きが加速してきました。健康意識の高まり自体が世界中で高まってきていたこともあり、もちろんその流れは日本国内にも浸透しています。ひと昔前は会社内でも分煙化が当然でしたが、最近ではビル自体が100%煙をシャットアウトしたり路上の灰皿を撤去するなど、完全禁煙の動きが強まっているようです。全国の市町村レベルでも路上喫煙を禁止し、違反者からは罰金を徴収するところも出てきました。
タバコを吸う人から見れば、吸いたくなければ吸わなければいいと感じるかもしれませんが、自分が吸う煙よりもはるかに多大な害を持つ受動喫煙を考えれば、路上での喫煙は当然ながら職場や空港、駅、などといった公共の場所で禁煙にすることは最低限守ってほしいことです。実際に愛煙家の人でさえ、やめられるならやめたいと7割もの回答結果が得られているといいます。喫煙者の多くは、一度は禁煙を試み成功する人も多いのですが、残念ながらその大半が喫煙者に戻るという結果です。
タバコを苦労してせっかくやめたのに、喫煙者に戻るのはほんの一瞬で、たった1本で事足りてしまいます。タバコにはニコチンという非常に強い中毒性、依存性薬物が含まれているため、一般的な麻薬と変わらないといわれているわけです。路上で吸っている人の副流煙は風の向きなどで通行している人にも確実に流れます。心臓の悪い人も世の中には多く、路上での禁煙はますます推進していくべきではないでしょうか。またせっかく禁煙できた人が再び喫煙者に戻ることのないよう、まわりからタバコを排除していくようなサポートのほか、禁煙グッズの利用などを取り入れることも有効です。